当会では、緑地保全事業、建造物等保全事業、普及啓発事業という3つの公益事業を行っています。
それぞれの事業で、皆様にご参加いただけるボランティア活動や、いろいろなイベントを開催しています。下記に活動の内容を紹介します。皆様のご参加をお待ちしています。
ご参加方法は、随時イベント案内のページでご案内します。
みどりのボランティア
「みどりのボランティア」は平成8年から、鎌倉のみどりは自分たちの手で守ろうという趣旨で始まりました。
主に土曜日の午前中、鎌倉市内の当会所有緑地や史跡を含む緑地で、草刈り、枝払い、倒木処理などの作業を中心に活動しています。
道具はこちらで用意しています。初心者の方でも、道具の使い方などをご指導しますので、ご興味のある方はぜひ一度ご参加ください。
古都鎌倉の緑と歴史探訪・歴史ウォーク
古都鎌倉の緑と歴史探訪は、公益財団法人かながわトラストみどり財団と共催で実施しています。
講師に八幡義信さん(神奈川県文化財協会会長・國寶史蹟研究会会長)をおむかえし、豊かな鎌倉の緑に囲まれた史跡を年2回訪ねています。中世の歴史に造詣の深い八幡先生の静かな語り口は毎回大変人気です。
歴史ウォークは、講師に大竹正芳さん(城郭史研究家・日本画家)をおむかえして、年2回史跡などを歩き、その直前の座学「歩く前のお話」(会員限定)も年2回行っています。城郭史のみならず、古い道や地形など新しい切り口で歴史のまち鎌倉を歩きます。
お話サロン
お話サロンは平成13年から始まり、講義風ではなく、自由で楽しく、和やかな雰囲気になるように「サロン」と名付けました。「全国森林インストラクター神奈川会」の方を中心に講師をおむかえしており、自然に関すること、旅、歴史、ご自分の趣味など様々なテーマで語っていただいています。ぜひ、お気軽におこしください。
(テーマと会場は順次決まります。イベント案内のページでご確認ください。
家族で栗拾い
当会の所有する十二所果樹園(じゅうにそかじゅえん)で、毎年9月初旬に行っています。当会の活動と十二所果樹園のことを知っていただき、後世に伝えるという目的のため、参加の対象は、小学生以下のお子さんとそのご家族としています。初めて栗のイガを見る子供たちや拾った栗の食べ方などを話すご家族の皆さんたちの声や笑い声の絶えない、楽しい山の一日です。
かまくら里山フェスタ
日本のナショナルトラスト運動発祥の地「御谷(おやつ)」で毎年11月23日に開催しています。
自然の中で思いきり身体を使って遊び、自然のよさを感じてもらうイベントです。木登りができるツリーテラス、木切れを積み重ねて大きな木を作る競争、草むしり競争、ネイチャークラフト、丸太切り、輪投げなどなど。遊んだ後は、バンブークーヘンや豚汁も。
藍染体験教室・クリスマスリース教室
藍染体験教室は講師に矢野佳江さん(染色家)をおむかえし、毎年7月下旬に行っています。
植物を原料としたインド藍を使い、布を輪ゴムなどで絞り、染色します。初心者、お子さんでも簡単に美しい藍染が出来上がります。着古したTシャツや帽子なども藍染でよみがえります。
クリスマスリース教室は講師に松坂千遊さん(華道家)をおむかえし、毎年11月下旬か12月上旬におこなっています。みどりのボランティアの時に出た蔓や木の実などをつけて自然の恵み豊かなクリスマスリースを作ります。こちらも初心者、小学生でも素敵なリースが出来上がります。
植物観察会(会員限定)
坂井家住宅庭園とその周辺で行います。大きな樹木から小さな植物までじっくり、ゆっくり観察します。特別にめずらしい植物はありませんが、知らなかった地味な花の名前を知ったり、名前の由来を知ったり、語り合ったりします。