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ミカエルソン&オースチン TVA-1
MICHAELSON & AUSTIN
今度は、アンプの話です。
以前、マッキンの音にやられてしまい、原体験としてあったと記しました。
で今使っているのはプリはマッキンのC-29ですが、パワーは
ミカエルソン&オースチンのTVA-1というイギリスの真空管アンプです。
これがまた熱い音を出してくる。
KT-88なんでMC-275系の音なんだろうけど力感と程良いレンジ感と鳴りっぷりの良さと
余韻感、繊細感もしっかりありと、相当バランスが良いのです。
80年前後のオーディオ誌では、瀬川先生をはじめほとんどの評論家の方々も
「久々の熱い、惚れ惚れする音」と絶賛していたのを思い出す。
ちなみに、アキュのC-280とこのTVA-1が620Bを鳴らすベストな組合せとしていた
方は多かった。
ラオックス時代の最終がマランツンの名機model 3600とmodel 510Mのペア。
で、これは今から思うといい音だったけれどどちらかというとあっさり系で
そつなく鳴ってるという感じ。
その後、三条市のオーディオショップ「ライブ」とのおつき合いが始まり
真空管アンプに逆戻りしていった。
MC-240も凄くよかった。太くゴージャスな良い音だった。
でもTVA-1を聴くともうその極上の芳醇さからは逃れない。
結局はラオックスでの店頭でアルテックを鳴らす最高な組み合わせ
すなわちマッキンのC-29とミカエルソン&オースチンのTVA-1とに落ち着く(?)
それが80年の中頃なんでもう20年位も一緒にいる。
ところが2004年の10月、機嫌が悪くなってしまう。
どうも真空管のようなんでMC-240の頃のストック管を差し替えてみたりしたけど
ノイズが出る症状には変わらず困ってしまった。
結局「ライブ」のN氏に頼み新品のシーメンスECC 83を2本分けてもらった。
そりゃもうばっちりです。
実はその一ヶ月程前、プリもパワーも2週間位預けてメンテナンスもやってもらった。
あとはトランスが逝かない限りはもうずっと元気でいてくれるはずなんです。
2004 / 12 / 20
久しぶりの二日酔いの夜
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