CHicK-2000
世界初 ストレススキン翼 の人力飛行に成功!

2000年11月4日に CHicK-2000 は女性パイロットでは世界で初めて, ストレススキン構造翼 の人力飛行に成功しました。
ストレススキン翼 の人力飛行は、 我が国では初めての快挙で、世界中でも男女を問わず3番目に当たります。
これまでの経過やフライトの様子をレポートします。


CONTENTS

(1) 我が国の旋回飛行の歴史

(2) 我が国の 女性人力飛行パイロット

(3) パイロットの性別差

(1) ストレススキン構造翼の採用理由

(2) CHicK-2000 が採用したストレススキン翼の構造

(3) ストレススキン翼のデメリット

【CHicK-2000の設計ポイント】

(1) 機体の剛性の飛躍的な向上

(2) 高速飛行

(3) スパイラル降下の防止と上反角旋回(Dihedralturn)の開発

(4) 高効率な上昇方法(ジャンピングクライム)の開発

【機体のレイアウト】

(1) 主翼

(2) 尾翼

(3) コクピット

(4) プロペラ

(5) 動力伝達系

(6) 操縦系

(7) エンジン

【ストレススキン翼の設計・製作上の注意点】

(1) 汎用パイプ翼との比較

(2) 設計上の注意点

(3) 製作上の注意点

【フライト】

(1) 操縦トレーニングと実際

(2) ランニングテスト

(3) ランニングテスト時のビデオ

(4) PIO

(5) PIO発生時のフライトビデオ

(6) 当日のフライト

(7) パイロットの心理

(8) フライトビデオ

(9) フライトレポート

トリッパ  西畑浩憲・矢埼茂明
下総OSC 諏訪吉昭

    

要素技術−1 ストレススキン翼の開発
要素技術−2 上反角旋回(Dihedral turn)
要素技術−3 空力弾性を活用した主翼の捻り制御機構
要素技術−4 ジャンピングクライム法の検証
要素技術−5 伝達効率の測定
要素技術−6 フライトデーター収集システムの開発
要素技術−7 出発から離陸時の必要パワーの測定
要素技術−8 人力飛行機用フライトシミュレーター
“Bird for CHicK-2000 ”の開発
     練土研チャレンジチーム  乾 嘉行・吉田雄一
Bird for CHicK-2000をダウンロードして
実際に使用していただけます。
ぜひ、お試しください。
解説−1 ジャンピングクライムに関する基礎理論と計算手法
解説−2 水滴が付着した主翼の空力特性
解説−3 鳥人間コンテスト用シミュレーター“Bird for Windows"

【図  面】

(1) ストークB
(2) ゴッサマー・コンドル
(3) ゴッサマー・アルバトロス
(4) マスキュレアーT
(5) マスキュレアーU
   マスキュレアーテクニカルデータ
(6) CHicK-2000

【おわりに】