TVドラマ
「甘辛しゃん」
放映:1997年10月〜1998年3月
灘を舞台に、酒屋の息子・榊拓也と親同士の再婚で義姉になったことから 女性ながら酒造りをするようになった泉との関係を中心にした物語。第127話から、 泉の娘のそよぎが登場、拓也の息子である拓実への淡い憧れを抱いていたらしく、 週刊誌に掲載されたストーリーでも「泉と拓也のような関係になる」と あったのだが、TV放映では阪神淡路大震災を描くことでラストまで かかったせいか、そよぎと拓実の関係は曖昧なまま終わったようだ。

「いとこ同志 Les Cousins」
放映:(全11話)
サブタイトル:第1話「純情愛」、第2話「つらい恋」、第3話「愛の誤算」、第4話「君は僕と結婚する」、 第5話「愛と涙と殺人未遂」、第6話「ロシアから来た女」、第7話「キス」、第8話「同棲」、 第9話「オカケン横恋慕!!」、第10話「抱擁」、最終話「純愛よりも純情」(いずれも番組中には表記なし、新聞表記より)
高島政伸・山口智子主演のドラマ。高島演じる主人公は、想いを寄せていた女性に振られた際に、 自分を想ってくれていた従姉の笑子(山口演じる)を傷つけてしまい、従姉は行方知れずになる。 そして主人公が社会人になったある時、仕事の関係からその女性と従姉の両方と再会し、 彼らの物語が再び動き出す。山口智子の演じる笑子は、キャラクター的には姉的な包容力を持つ 描き方がされている。
関連アイテム:ノベライズ版

「芋たこなんきん」
放映:2006年10月〜2007年3月、NHK
原作:田辺聖子
戦後の大阪を舞台に、大家族の医師に嫁いだ作家・花岡町子 の騒がしい生活を描く、田辺聖子の自伝的作品。
作品では昭和40年代の町子(演:藤山直美)の回想として、 子供時代、少女時代などが描かれる。第9週〜第11週が「女学生編」 として戦中の町子(演:尾高杏奈)の物語で、従兄の信次に想いを 寄せるが信次は出征し戦死する。
関連アイテム:ムック「NHKドラマ・ガイド連続テレビ小説 芋たこなんきん」(NHK出版)[2006.10.30]、ノベライズ版「NHK 連続テレビ小説芋たこなんきん」

「オー!マイキー」
放映:2002年
監督:石橋義正
収録DVD:6th(メディアファクトリー、FFBV0006)
マネキン人形を使った寸劇シリーズ。日本に住むアメリカ人少年マイキーと その家族は周囲の子供達によるナンセンス劇。マイキーのいとこのローラが登場し、 ローラは実はマイキーが好きであるが普段は偉そうな口調でばかり語っている。 なお、劇場版作成の予定もあるらしい。
関連アイテム:フォトコミック「オー!マイキー」(プチグラパブリッシング)[H14.9.22]

「科学戦隊ダイナマン」
放映:昭和58年〜昭和59年(テレビ朝日、全51話)
戦隊ヒーローシリーズの7作目。有尾人一族ジャシンカ帝国の侵略に、夢野発明研究所に 集まった5人の夢を追う若者が立ち向かう。第8話「悪の花 王女キメラ」から登場する ジャシンカ新幹部・王女キメラは帝王アトンの姪ということで、第一話から登場しているメギド王子 の従姉妹である。二人が同時にジャシンカにいた前半シリーズでは別段仲がいいということもなく、 むしろ反目していたのだが、一度千年洞窟に落とされたメギドが第50話「よみがえった強敵」にて 復活、父である帝王アトンを倒してからは二人でジャシンカを継ぐことになる……が次の回で ダイナマンに倒されてしまい、互いの名を呼びながら移動要塞グランギズモの爆発の炎に 消えるのでした。
関連アイテム:「ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全 東映スーパー 戦隊大全2」(双葉社)[2004.7.30]

「風の輪舞(ロンド)」
放映:フジテレビ系昼ドラマ
出演:森口瑶子、黒田アーサー
津雲むつみの原作をドラマ化。未見につき詳細は不明だが、原作とは 時代が変更されているらしい。
関連アイテム:原作版、 TVドラマ「新・風のロンド」

「恋人たち」
放映:昭和55年(TV朝日)
出演:大竹しのぶ、田中裕子、加藤治子、いしだあゆみ、根津甚八、桑名正博
未見。田中裕子と大竹しのぶが姉妹で、根津甚八がその従兄役。ラストに 根津甚八と大竹しのぶのキャラ同士が結婚するらしい。

「こんどの日曜日」1話
放映:1989年(TBS)
出演:松坂慶子、杉村春子、山下真司、高原駿雄
プロデューサー:石井ふく子
未見。愛し合い ながらも母親の反対から引き裂かれてしまったいとこ同士が10年後に再会。

「さんかくはぁと」
放映:1995年1月9日〜3月20日(テレビ朝日・月曜夜8時「月曜ドラマ・イン」枠、全11回)
出演:山本耕史、永作博美
永作博美演ずるヒロインと、女に変身する従兄との恋愛ドラマらしい。未見。

「新・風のロンド」
放映:2006年1月〜放送中(フジテレビ系)
出演:小沢真珠
津雲むつみの「風の輪舞」を再ドラマ化。 「新」とはついているが、かつてのドラマ版「風の輪舞」 の続編ではなくリメイクらしい。未見。
関連アイテム:原作コミック「風の輪舞」、 TVドラマ「風の輪舞」

「絶対彼氏 完全無欠の恋人ロボット」
放映:フジテレビ系 2008年4月〜6月
出演:速水もこみち、水嶋ヒロ、相武紗季
渡瀬悠宇のコミック「絶対彼氏。フィギュアなDARLING」のドラマ化。未見。原作とはキャラクター 設定が色々変更されており、ナイトは名目上梨衣子の従兄弟ということに なっている。(原作では「おとーさんの知り合いで帰国子女」と言っている)
関連アイテム:原作コミック「絶対彼氏。フィギュアなDARLING1」(小学館)[2003.11.20]、 「絶対彼氏。フィギュアなDARLING2」(小学館)[2004.2.20]、 「絶対彼氏。フィギュアなDARLING3」(小学館)[2004.5.20]、 「絶対彼氏。フィギュアなDARLING4」(小学館)[2004.8.20]、 「絶対彼氏。フィギュアなDARLING5」(小学館)[2004.11.20]、 「絶対彼氏。フィギュアなDARLING6」(小学館)[2005.3.20]、 「絶対彼氏。1」(文庫版)(小学館)[2008.3.20]、 「絶対彼氏。2」(文庫版)(小学館)[2008.3.20]、「絶対彼氏。3」(文庫版) (小学館)[2008.4.20]、 原作版小説「絶対彼氏。【番外編】アリガトウ」片瀬由良・たちばなかをる(小学館)[2008.7.6]

「ちいさな大冒険」
放映:NHK
精神障害者の施設にいる数人が、保護者なしで九州旅行に行くドラマ。その一人の 女性が、旅行直前に従兄に失恋した、という話が出てくる。ただしそのことに深く触れる わけではなく、その女性が落ち込んでいる理由づけ程度。

「超力戦隊オーレンジャー」
放映:平成7年〜8年(テレビ朝日)
戦隊ヒーロー20周年記念作品。マシン帝国バラノイアと、それに立ち向かう国際空軍 所属のオーレンジャーとの戦いを描く。バラノイアの皇帝バッカスフンドの息子である ブルドント王子が途中で皇位を継承しカイザーブルドントとしてパワーアップするが、 前後してブルドントの母ヒステリアの姪(ってのが機械生命体にあるあたりがヨクワカラナイ のだが)のマルチーワが登場、カイザーブルドントと結婚するくだりがある。

「天地人」
放映:平成21年1月〜放映中(NHK)
出演:妻夫木聡、常盤貴子
火坂雅志の同名の小説を原作とする大河ドラマ。原作同様、兼続とお船が従姉弟という 説に則り、また原作以上に二人の若い頃の縁などが描かれている。
関連アイテム:ドラマ 2009 5(映人社)[H21.5.1](第一回〜第三回のシナリオを掲載)

「ときわ菜園の冬」
放映:
脚本:金子ありさ
農家を営む主人公・園の元に、兄妹同然に育ったが突然家を出ていた従妹の菜野が 帰ってきた。園の妻・しゅうこは、菜野の帰宅に伴う園の変化に驚く。第8回フジテレビ ヤングシナリオ大賞受賞作品で、脚本は雑誌「ドラマ」1996 7 No.205(映人社)[H8.7.1] に掲載されている。

「利家とまつ 加賀百万石物語」
放映:2002年1月6日〜12月15日、全49回、NHK
出演:唐沢寿明、松嶋菜々子
脚本:竹山洋
前田利家とまつの生涯を描く作品。 タイトルに二人の名前が並ぶ通り、主役が利家一人ではなく二人であるという姿勢を 貫き、「戦国ホームドラマ」というコピーを裏切らない作風になっている。まつは 幼くして両親を亡くしたために利家の家で妹同然に育つという、イトコものに時折 ある「義兄妹」もの的な展開なのだが、その時期に利家が不在である上、少女期から まつを松嶋菜々子が演じているため(俳優人気で見る人が少なくないことを考えると 当然とも言えるのだが)、あまり「子供の頃から一緒で……」という印象は少ない。
関連アイテム:原作小説「利家とまつ」、 ガイドブック「NHK大河ドラマ・ストーリー 利家とまつ 加賀百万石物語 前編」(日本放送出版教会)[2002.1.25] , 「NHK大河ドラマ・ストーリー 利家とまつ 加賀百万石物語 後編」(日本放送出版教会)[2002.7.30] , ムック「2002年大河ドラマパーフェクト詳解 都市家とまつ〜加賀百万石物語〜」(角川インタラクティブ・メディア)[2002.2.1]、 ガイドブック「TVガイド特別編集 大河ドラマ 利家とまつ 加賀百万石物語 2002年NHK大河ドラマ完全ガイド」 (東京ニュース通信社)[H14.1.1] コミック「利家とまつ 加賀百万石物語」

「野菊の墓」
放映:1977年7月
出演:山口百恵、佐久田修
未見。

「HAPPY SALVAGE」
放映:2000年4月7日〜6月23日、全10話(テレビ朝日、金曜深夜)
主演:中島礼香
大倉らいたの小説「ハッピィサルベージ」のマルチメディア展開の ひとつで、マリナ編を中心にしたドラマ化らしい。が、第一話と小説1巻を 比べた限りでは、「とりあえず水着のねーちゃん出しとけ」的に大きく 変えられているようだ。マリナが従兄のワタルに想いを寄せているという 部分は残っているが。
関連アイテム:小説版ゲーム版ラジオ版コミック版、 写真集「PHOTO ALBUM HAPPY SALVAGE」(メディアワークス)[2000.8.20]

「花の乱」
放映:
市川森一作によるNHK大河ドラマ。日野富子を主人公とした物語。確か富子と 室町幕府八代将軍足利義政の間の息子が富子の姪を正妻に迎えていたと記憶して いるのですが詳細や史実との関係は未調査です。
視聴率的にはかなり悪かったようですが、富子と義兄との関係をはじめ、 人間描写的に素晴らしいものがあります。機会がもしあればご覧下さい。

「花嫁は16才!」
放映:1995年10月16日〜12月18日(テレビ朝日・月曜夜8時「月曜ドラマ・イン」枠、全10回)
出演:中山秀征、ともさかりえ、雛形あきこ
天涯孤独の少女が、そっくりなお嬢様の代役で結婚して上流社会に入る。主人公・なつみの 結婚相手の直人(中山秀征)に想いを寄せる従妹を雛形あきこが演じているらしい。未見。

「向日葵の夏」
放映:2003年夏、台湾
裕福な一族の御曹司・シャオロンがスキャンダルに巻き込まれた会社の 建て直しをする。後半に従姉妹たちとの恋愛模様があるらしい。
なお、日本ではDVD-BOXが発売されている。放送の有無は不明。

「百鬼夜行抄」
放映:2007年2月〜放送中
今市子の同名の漫画のTVドラマ化。律と司の関係は原作同様、 本人たちにはその意図はなくて周囲だけそう思っている状態。
関連アイテム:

「向田邦子新春シリーズ10周年記念作品 いとこ同志」
放映:
年一度のペースで放送されている、向田邦子の世界を再現したドラマ。 田中裕子と小林薫が従兄妹同士で出てくる。原作にクレジットされている 向田作品を読んでみたが、エッセイ集でイトコものの話は出てこない。

「毛利元就」
放映:1997年NHK大河ドラマ
元就の孫の輝元が、イトコにあたる玉姫と結婚するという場面が 最終回「よく生き、よく死に」(H9.12.14放送)に登場している。玉姫の初登場はおそらく 第四十八話「輝元参上!」。史実であるかどうかは 未確認。まあ、昔の日本では血族婚は当然ですからねえ。
ラブラブ度:?

「ラブ&ファイト」
放映:2001年9月3日〜11月30日 月〜金午後1時〜1時半(全65話)
出演:宮本真希、川合千春、志村東吾、飯田基祐
未見。イリュージョンスターだった上原真希が、ふとしたきっかけから 看護婦になる。院長の甥である高杉に密かな想いを寄せる従姉妹(院長の姪)が看護婦として 登場する。
詳しくはTBSの公式サイトラブ&ファイト にて読める。

「留守宅の事件 禁断の愛の一線を越えた従兄妹同志が落ちたアリ地獄」
放映:1996年1月9日 日本テレビ系
演出:嶋村 正敏
脚本:大野 靖子
出演:古谷 一行、余 貴美子、内藤 剛志、洞口 依子
未見。「火曜サスペンス劇場 松本清張スペシャル」として放送されたらしい
関連アイテム:原作小説

「老房有喜(表妹吉祥)」
放映:中国・東方電視台(日本での放送の有無は不明)
未見。 songsによると、「台湾の大金持ちの息子と田舎 から上海に出てきた女の子が上海で出会い恋に落ちるが、実は二人は従兄妹どうしだった、という話」 とのこと。

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