税を考える週間啓発活動 女性部会
◇税務署長と懇談会
税務署長との懇談会を11月13日、ヒスイ王国館で開催しました。堀内糸魚川税務署長は、ご自身が勤務された各地の税務署での経験や所得税における基礎控除の改正経過を紹介され、女性部会による税の啓発活動の大切さをお話しいただきました。
◇街頭啓発活動
11月13日、ハピー奴奈川店とイチコ糸魚川店の店頭で税の街頭啓発を行いました。啓発活動は糸魚川法人会女性部会が中心となり、税務署をはじめとする税務関係団体が集まりキャッシュレス納付などをPRしました。
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ハピー奴奈川店での活動 |
イチコ糸魚川店での活動 |
◇絵はがきコンクール表彰式
令和7年度『税に関する絵はがきコンクール』の表彰式を行いました。今年度は租税教室を実施した市内4校から67点の応募がありました。法人会女性部会長賞は富岳愛心さん(糸魚川東小6年)、糸魚川法人会長賞は富田涼介さん(能生小6年)、糸魚川税務署長賞は五十嵐はなさん(能生小6年)が受賞されました。
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女性部会長賞の富岳さん(写真左2人目)
=糸魚川東小学校 |
法人会長賞の富田さん(写真中央左)、
税務署長賞の五十嵐さん(写真中央右)
=能生小学校 |
◇令和7年度納税表彰式 法人会役員が税務行政に尽力
11月14日、令和7年度納税表彰式が行われ、糸魚川法人会から笠原雄一理事に糸魚川税務署長表彰、樋口佐登子理事に税務団体協議会感謝状が贈られました。笠原理事は法人会理事や支部役員として活躍。樋口理事は法人会理事、女性部会長を務めるなど幅広く法人会活動に尽力されています。また、法人会理事で間税会会長の歌川多喜司理事が永年の活動における功績で関東信越国税長表彰を受賞されました。
令和8年度税制改正の実現に向けて 久保田市長へ提言
令和8年度税制改正に関する提言を11月4日、永江会長より久保田市長に提言を行いました。提言は全国の単位会会員からのアンケートをもとに、県法連を通じて全国法人会総連合がまとめたものです。税・財政改革のあり方として、財政健全化の取り組みや社会保障制度に対する基本的な考え方を踏まえ、少子高齢化社会やデジタル化など経済・社会の大きな構造変化に対応し、中小企業が抱える構造的な課題の解決を図り、経済の持続的成長と雇用創出に向けて税制全体を抜本的に見直すことを提言しました。
令和8年度税制改正に関する提言(PDF)
防火管理・火災予防講習会
火災事例から火災予防と防火管理を学ぶ講習会を10月23日、消防本部で開催し12人が参加しました。講師は消防本部の田代予防課長と和田課長補佐が努め、市内の火災発生状況や過去に発生した大規模災害の状況を説明しました。令和6年の火災発生件数は13件で、その半数が車両火災となっています。また、防火管理では被害を最小限にとどめる対策として、消火器や誘導灯の位置確認、自動火災報知設備及び屋内消火栓の点検、防火扉の点検を講師は呼びかけました。座学の後に行われた実技では、消火器と40ミリホースを使い放水訓練を行いました。
青年部会 企業研修 ビジネス共創拠点ctalo(カタロ)
青年部会企業研修を10月22日、今年8月にオープンしたビジネス共創拠点ctaloで開催しました。講師はctalo(カタロ)を運営する株式会社MOVED代表取締役の渋谷雄大氏。渋谷講師は、ctalo(カタロ)を開設した思いと事業展開を説明し、糸魚川が進化するために、地域内外をつなぐハブ機能やビジネススキルやマインドを育む場、そしてDX推進で企業のアップデートの取り組みを話されました。研修で改めて糸魚川の潜在力の高さを感じさせていただきました。
第2回税務研修会 判例等で学ぶ法人税
今年度2回目となる税務研修を10月22日、ビーチホールまがたまで開催しました。講師は関東信越税理士会糸魚川支部の齋藤友康税理士で、『判例等で学ぶ法人税』と題して行われ、会員企業から34人が出席しました。齋藤講師は税務関係で争点となった事例をあげてポイントを解説しました。事例としてM&AのDD費用の取扱いや寄付金の損金計上、交際費課税の要件などを判例に沿って解説されました。
糸魚川法人会視察研修 立山黒部アルペンルートと松本市・安曇野市を視察
糸魚川法人会視察研修を10月5・6日に開催し12人が参加しました。今回の研修は立山黒部アルペンルートを立山駅から入り扇沢へ向かうコース。当日はあいにくの天気となり、室堂から見える立山連峰やロープウエイからの紅葉は残念ながら見ることはできませんでした。松本市内に宿泊し、視察研修は株式会社タイヨー様と安曇野市役所を訪問しました。
◇ご当地グッズ開発 株式会社タイヨー
タイヨー様は松本市に事業所を置き、ご当地のオリジナルお土産商品の開発や大手企業からのOEMグッズをデザインし、製品化しています。代表取締役の青柳様から商品のデザイン・製造などの説明を受け、1年に200〜300種類もの商品を制作する仕事は圧巻です。
◇オンデマンド交通 あずみん
安曇野市役所では地域公共交通として導入しているデマンド交通について視察しました。安曇野市政策経営課の中嶋係長から説明を受けました。デマンド交通は平成19年から全市で運行されていますが、人口減少による利用者の減少やドライバーの確保が課題であるとのこと。
また、AIを活用し運行経路を早く決めることで利便性が向上している一方、様々な利用目的をデマンド交通だけでは受けきれないといった課題があるそうです。
◇ao LAKESIDE CAFE
青木湖の湖畔にあるカフェは、10月2日、糸魚川支部経営セミナーでお招きした和田 寛様(株式会社ズクトチエ)が運営する店舗です。おしゃれなメニューを取り揃え、平日にもかかわらず多くのお客様が来店されていました。きれいな風景とおいしい食事が非日常空間を生み出すのですかね!
◇大糸線利用促進 白馬駅から糸魚川駅まで乗車
今回の研修では大糸線に乗って出かける大糸線利用促進事業を活用し、白馬駅から糸魚川駅まで利用しました。白馬駅では大勢の外国からのお客様でにぎわいを見せていました。南小谷駅から糸魚川駅間の乗客もいっぱいで、姫川駅で降車される方がたくさんいたのが、びっくり。
◇糸魚川駅で歓迎!
糸魚川駅に到着し、ホームから階段を上がり、改札を出たところで思わぬ歓迎を受けました。デジタルサイネージを見ると、なんと『糸魚川法人会の皆様』の文字が・・・。思わず参加者一同、いきなおもてなしに感謝して記念写真を撮りました。都市政策課交通政策係の皆様の心遣い、ありがとうございました。
糸魚川支部経営セミナー 世界水準のオールシーズン マウンテンリゾートを目指して
糸魚川支経営セミナーを10月2日、ヒスイ王国館で開催し、支部会員30人が集まりました。講師は和田 寛(ゆたか)氏をお招きし、『世界水準のオールシーズンを目指して』と題して講演をいただきました。和田氏は太田 悟氏と共同で2023年にズクトチエを立ち上げ、白馬岩岳リゾートの経営者として活躍されています。
講演ではスキー人口が減り、収益が下降している現状をデータで示し、革新的なアイデアでグリーンシーズンの来場者を大きく伸ばした実績を話され、地域に埋もれた資産の発見と磨き上げで、地域全体の魅力を引き上げることの大切さを力説されました。
特殊詐欺被害防止研修会
特殊詐欺被害被害防止研修会を9月25日、糸魚川警察署生活安全課の佐藤課長を講師にお招きし、ビーチホールまがたまで開催しました。今回の研修は、全国的に特殊詐欺被害が多く発生しており、詐欺の手口を知り被害防止対策を講じ、健全な企業活動が進められるために開催しました。研修で佐藤課長は、コンピューターウイルス対策を警告し、サポートを装う手口や著名人の動画を使い、誘い込むSNS型投資詐欺、言葉巧みに誘い込むロマンス詐欺などを紹介しました。
また、企業活動ではランサムウエアという企業のコンピューターに侵入し、データを奪い身代金が要求されるケースがあり、被害を最小限に食い止めるために、佐藤課長は、小さな綻びが大きな被害をもたらすため、常時、コンピューターの脆弱性を意識すること。また新聞報道などで詐欺被害の情報を収集し注意することの大切さを呼びかけました。
糸魚川翡翠デザイン画製品化作品展
9月5日から19日までフォッサマグナミュージアムで糸魚川翡翠デザイン画の中から製品化された作品9点を展示しました。開催期間中は日本海クラシックカーレビューなどのイベントや3連休が重なり、多くのみなさんから糸魚川翡翠を楽しんでいただきました。
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| ふるさと展示室に展示した作品 |
作品を鑑賞する入館者 |
青年部会 租税教室講師育成研修会
青年部会は8月18日、租税教室の講師育成研修会を開きました。本年度の租税教室は5月から6月にかけて市内の小学校9校で実施し、244人が受講しました。租税教室の振り返りと今後の講師育成に向けた研修会には、新会員の2人を合わせ部員9人が参加しました。講師は木島理事が努め、税金アンケートや税金クイズなど自身が体験したことをユーモアを交えて説明しました。結びに租税教室の実施にあたり木島講師は「租税教室を受ける子供たちにとっては、一度きりかもしれない貴重な機会です。講師はしっかり準備し、立派な大人の姿を意識して臨んでもらいたい」と講師の心構えを呼びかけ研修をまとめました。
救急救命講習会
救急救命講習会を7月16日、糸魚川市消防本部で開催し会員企業から20人が受講しました。消防本部の山崎講師は、倒れている人を発見した場合の処置として、周囲の安全を確認して傷病者の反応、呼吸を見て救命処置に入る手順を指導しました。また、グループに分かれての想定訓練では、救急車を呼ぶための119番通報、胸部圧迫、AEDD操作など役割を決めて行いました。心肺蘇生のための胸部圧迫の場面では「強く」「早く」「絶え間なく」と講師の大きな声がかかり、救命処置の大切さを実感しました。
社会貢献活動「美化活動」
7月2日、社会貢献活動として、親不知コミュニティロードのごみ拾いと草刈り作業を実施しました。
この道路は、糸魚川ユネスコ世界ジオパークの親不知エリアの見どころの一つであり、第二世代の道として、土木遺産にも認定されています。
当日は、思いがけず雨に降られましたが、会員33人が手分けをして生い茂った雑草を刈り取りました。
ブラタモリの放送以降、来訪者が増えており、快適に散策していただきたいと願っています。
令和7年度税制改正〜所得税の基礎控除の見直し〜税務研修会
税務研修会を6月24日、ビーチホールまがたまで開催し58人が参加しました。令和7年度税制改正による所得税基礎控除について、糸魚川税務署暑の福田上席国税調査官から説明を受けました。今回の改正では基礎控除や給与所得控除の見直し、特定親族特別控除の創設、扶養親族等の所得要件の改正が主な改正事項です。給与の源泉徴収事務は令和7年11月までは、これまでどおりですが、12月以後は変更が生じます。
令和7年度糸魚川法人会通常総会・特別講演会
糸魚川法人会通常総会を5月19日、ヒスイ王国館で開催し会員と来賓を合わせて64人が出席しました。総会では令和6年度事業報告、令和7年度事業計画・収支予算が承認され、決議事項では令和6年度決算報告と理事・監事の改選案が原案通り可決されました。役員改選では理事18人と監事2人が承認された後に理事会が開かれ、会長には永江善昭氏(再任)、副会長には後藤幸洋氏(再任)、高鳥 睦氏(再任)、佐藤元春氏(再任)が選出されました。
総会後の特別講演会では、AI活用型オンデマンドバスの活用〜地域公共交通課題解決〜と題して小田垣 曜氏(ネクスト・モビリティ株式会社代表取締役副社長)が講演を行いました。オンデマンドバスは、ネクスト・モビリティ社のアプリ『のるーと』を使って、行先や利用時間を予約し乗り合いで目的地まで向かう仕組みです。同社では全国の300か所でこの事業を展開しており、近隣の塩尻市、松本市、安曇野市での取り組みを紹介していただきました。
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| 総会で挨拶する永江会長 |
小田垣講師による特別講演会 |
交通安全講習会
令和7年度最初の研修『講習安全講習会』を5月15日、ビーチホールまがたま研修室で開催し、20人が受講しました。講師は糸魚川警察署の柳交通課長が努め、糸魚川管内での交通事故の発生状況などを説明いただきました。交通事故では高齢者が多く、発生場所は国道が多くなっています。もし交通事故が発生した場合、どんなに小さな事故でも110番通報し、『とにかく現場から離れないでいただきたい』と柳交通課長は呼びかけました。また、横断歩道での一時停止に加え、一時停止する際は、必ず停止線の前で止まらないと違反となることを解説されました。
女性部会定時総会・税務署長講話
女性部会定時総会を5月12日、膳処くろひめで開催し11人が出席しました。総会では令和6年度事業報告・収支決算及び令和7年度事業計画・収支予算が承認されました。また、今回は役員改選が行われ、部長には樋口佐登子さんが再任され、監事には中林とも子さんが承認されました。
総会後に糸魚川税務署の久須美署長から『少子高齢化と税』と題して講話をいただきました。久須美署長は今後、働き手の減少で人材獲得競争が激化する中、労働力確保のための税制として、個人所得税の基礎控除の引き上げ、事業者向けの賃上げ促進税制について説明されました。
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| 総会であいさつする樋口部長 |
久須美署長の講話 |
青年部会定時総会・税務署長講話
青年部会定時総会を5月8日、鶴来家で開催し9人が出席しました。総会では令和6年度事業報告・収支決算及び令和7年度事業計画・収支予算が承認されました。また、今回は役員改選が行われ、部長には渡辺澄男さん、監事には中林友幸さんが承認されました。
総会後の講話では糸魚川税務署の久須美署長が『税務行政のデジタル・トランスファーメーション』と題して、取引から会計・税務までのデジタル化で事業者の事務負担の軽減や税務コンプライアンスの向上に期待できると話されました。
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| 総会であいさつする渡辺新部長 |
久須美署長の講話 |
糸魚川支部通常総会・公開講演会
糸魚川支部通常総会と公開講演会を4月25日、ヒスイ王国館で開催し34人が出席しました。総会では令和6年度事業報告・収支決算及び令和7年度事業計画・収支予算が承認されました。また、今回は役員改選が行われ後藤幸洋さんが引き続き支部長、監事には山岸美隆さんと小池健一さんが承認されました。
総会後の公開講演会は、長岡造形大学の平山育男学長をお招きし、『レンガの建築と糸魚川の町並み』と題して講演をいただきました。
平山先生はかつて糸魚川駅構内にあった赤レンガ機関庫を糸魚川のシンボルとして、建物の残し方の助言をいただいています。糸魚川に蒸気機関車の機関庫があることを時代と場所が生んだと解説されました。
糸魚川の町並みでは、雁木を取り上げ、雁木といえば建物の軒から延びるひさしをイメージしますが、雁木には『ぎざぎざの形』という意味があり、各地で雁木と呼ばれるものを紹介されました。そのうえで糸魚川の雁木の特徴と建物の屋根と入り口との位置関係を表す『切妻平入』に触れ、糸魚川は平入の建物が多いと話され、『見慣れた風景を残さないと糸魚川ではない』と町並み再生への助言をいただました。
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| 挨拶:後藤幸洋支部長 |
講師:平山郁男氏 |