キマロキ百話より転写掲載

北海道名寄公園に保存されている我国で唯一の排雪列車でであり、「キマロキ」編成として完全な形で静態保存されている車両です。
「キマロキ」とは、機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車の順に連結された排雪用編成列車の頭文字をとって名付けられたものです。

雪の多い北海道・東北・北陸地方では、軌条の両側に高い雪の壁が出来て、普通のラッセル式では除雪が困難となり、列車の運行に支障をきたすので「キマロキ」編成の排雪列車を出動させたものです。
これには、機関士や保線区員など十数人が分譲して、一致協力のもとに作業に当たりました。
・・・・・先頭の機関車が雪を線路上に掻き集めるマックレー車を引き、線路上に集まった雪をロータリー車の回転翼で遠くへ跳ね飛ばし、そのロータリー車を機関車が後押しする・・・・・
と云う一連の作業で、綺麗に除雪したものです。
この偉大な機械力には、国鉄関係者は勿論、沿線の住民もこぞって賞賛したものです。

この「キマロキ」については北海道名寄市が、旧国鉄から譲渡を受け、昭和51年から名寄公園内に保存展示しています。
また、その保守・整備に関しては
当名SL排雪列車(キマロキ)保存会の皆様が名寄市の委託を受けて実施し、今日に至っています。
此処に御紹介している御話は、上記保存会の会長湯畑政春様が中心となり、当時の関係者から「
キマロキ」の貴重なお話しや体験を集めて発刊された、「キマロキ」百話の中から一部を抜粋掲載したものです。(参考資料としての掲載です)
内容に関しては、一部現在の言葉に変更している場所がありますので元の原稿を
お読みになりたければ、
SL排雪列車(キマロキ)保存会に御連絡下さい。

@渡部秀男さんの書記より掲載
A
清水 清さんの書記から掲載
B石塚智世松さんの書記から掲載


皆さん、大変キマロキ編成での排雪作業に誇りと哀愁を持って記載されています。
当時は、大変過酷で辛い作業だったと想像する事しか出来ませんが、現在の書記
からは大変懐かしい思い出となっている様です。