かかみがはら航空宇宙博物館(こうくうちゅうはくぶつかん)
第2次世界大戦後、日本で初めてつくられた旅客機です。1962年(昭和37)名古屋空港を離陸して初飛行をしました。1973年(昭和48)までに182機つくられ、30年以上たった今も約100機が世界の空を飛んでいます。日本の空で活躍(かつやく)した飛行機 YS−11旅客機 F−104J要撃戦闘機(ようげきせんとうき) 前部の胴体(どうたい)と尾部(びぶ)が各務ヶ原でつくられました。F−104Jの製造(せいぞう)によって、高度な飛行機をつくることができるようになったと言われています。最高速度はマッハ2(音の速さの2倍)で飛ぶことができます。 P−2J対潜哨戒機 上空から潜水艦(せんすいかん)を見つける機能(きのう)をもった各務ヶ原生まれの飛行機です。生産された82機すべてが1994年(平成6)にリタイアするまで無事故(むじこ)であったという完成度の高い飛行機です。 US-1A救難飛行艇 海で人を助けたり、離島との間の輸送(ゆそう)で活躍した飛行機です。超低速(ちょうていそく)での着水によって波から受ける力が小さくてすみ、高い波の時でも離着水できるのが特徴(とくちょう)です。 この展示機は、1995年(平成7)12月に、各務ヶ原の上空を一周して最後の飛行をしました。 |