山ぶかいみどり、広い草原にたたずむ黒姫童話館。
2年ぶりに伺いました。
本HPの資料を持参して童話館主幹である山県様にお話をうかがい、特別
展示室も見せていただきました。撮影およびサイトへの掲載許可も頂きました。
交通手段など詳細は、こちらをごらんください。
2000余点にのぼるオリジナル資料を整理保管、常設展示室を擁する。
展示室の入口では木彫りのカメが出迎え、鏡の通路には砂時計が描かれ、
室内にはエンデの写真、絵、略歴のほか自作の人形、カメのコレクション、
各国で出版された本などが展示されている。出生証明書や成績証明書など
も置かれている。エンデじしんが手がけたという「星の時計」などのモチーフ
等は興味深い。
ほかに児童文学資料室、グリム、アンデルセンや信州の民話の部屋がある。
開館時間 午前9時〜午後5時
入館料 一般600円、小中および3歳以上400円
休館日 3、5、6、9、10、11月末日 および冬期(12月1日〜3月19日)
JR信越線 黒姫駅から黒姫高原行きの路線バスにのり、終点で下車(所要
時間約23分)。下車地点から童話館への送迎バス「童話の森」号が運行して
いる。
「カシオペイア」
エンデの著作「モモ」に登場するカメの名前。時間を侵略する泥棒たちの
追跡をかいくぐり、つねに主人公モモを導く役割をになう。
エンデのカメ好きは有名で、黒姫童話館には数十点に及ぶカメコレクション
が展示されているほど。エンデ世界への道しるべのように、このカメはギャラ
リーの入口に置かれ、その後ろには鏡の通路がつづいている。