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1 |
振鉾 (えんぶ) 童舞二人 |
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舞楽の初めに舞うもので、天冠を頂き、鉾を両手で捧げ、二人が同時に舞う。 |
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2 |
安摩 (あま) 童舞二人 |
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南方伝来の林邑楽とされ、面帽も面も装束も異国風で、手に桴をもち、4〜6歳の稚児が舞う。 |
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3 |
鶏冠 (けいかん) 童舞四人 |
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鶏冠をかぶり、胡蝶を背負い、菊の花を持って舞う。四人の稚児が花に遊ぶ蝶のように平和で美しい。 |
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4 |
抜頭 (ばとう) 大人一人 |
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奈良時代に南方より伝来した林邑楽と言われ、父の仇の猛獣を捜し求め、格闘の末、討ちとり喜び勇んで山を下る様を表わすという。 |
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5 |
破魔弓 (はまゆみ) 童舞四人 |
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頭には巻纓に老懸をかけた冠をつけ、装束は弓手を付け、太刀をはき、弓と矢を持って、悪魔退治をするという舞である。 |
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6 |
児納曽利 (ちごなそり) 童舞二人 |
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稚児による納曽利舞で、面の表情も童児らしくてやさしく、丸形の面帽子もおもしろく、振り袖姿も優美である。 |
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7 |
能抜頭 (のうばとう) 大人一人 |
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天津神社独得の舞で、腹をふくらませ、能楽の翁面に似た面をつける。尖がり帽子と白の小袖に巴紋を付けている所など、すがすがしい装束である。 |
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8 |
華籠 (けこ) 童舞四人 |
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天津神社独得の舞のひとつで、四人の美しい装束の稚児が籠に盛った花を撤きながら舞う。 |
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9 |
大納曽利 (おおなそり) 大人二人 |
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朝鮮伝来の高麗楽で、双竜舞ともいい、恐しい面に桴を持って、二つの竜が楽しげにはねる有様を表わしている。 |
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10 |
太平楽 (たいへいらく) 童舞四人 |
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優美で可憐な武人の装束で舞い、その名の通り、乱世を治め、正しい道に直すという意味を表わすめでたい舞である。鉾・太刀を振って、豪壮雄大に舞う。 |
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11 |
久宝楽 (きゅうほうらく) 童舞二人 |
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太刀と楯を持って舞う。南方の林邑八楽のひとつで、奈良時代に渡来し、大阪・四天王寺に伝えられたという。 |
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12 |
陵王 (りょうおう) 大人一人 |
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昔、中国の蘭陵王が恐しい面をつけて陣頭に立ち、敵を勇壮に打ち破った様をかたどった舞である。赤地金襴の面帽子に竜頭、吊顎の面をつけ、豪壮な装束に緋房のついた細い金色の桴を持ち、落日に舞う。 |
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