長年、地域に密着し献身的な医療を続けた医療者に贈られる「医療功労賞」を、私たちの代表・山田幸男先生が受賞されました。
また、この度全国受賞者の中から11人が選出され、20日東京・帝国ホテルで授賞式が行われました。
(読売聞社主催、厚生労働省、日本テレビ、エーザイ協賛)
先日の読売新聞に山田先生と天皇陛下がお言葉を交わされている様子が映っています。
天皇陛下は、「皆さんの活動がそれぞれの地域の人々の支えとなり幸せをもたらしたことを深く感謝しています。」
と、ねぎらわれたと報道されています。
「こんな賞を受賞できたのは、多くの皆さんのお力添えのお蔭です」
と、山田先生は、心より皆さんにお礼を申し上げたいとおっしゃっています。
山田先生の地域医療活動は、糖尿病検診活動からはじまり、失明を苦に自殺した患者さんに衝撃を受け、1994年に全国的にも珍しい、病院の中に「視覚障害リハビリ外来」を開設。
眼科医、歩行訓練等指導できる専門スタッフを招き、失明者、弱視の患者が社会復帰できるように歩行・パソコン、調理実習などを支援、患者同士の情報交換、交流の場にもなっている。
「必要なのは、患者さんに希望を与えること」とさらに意欲を燃やしている。
と、報じられています。
先生は30年間、地道にコツコツと、患者さんの声を真摯に聴き、患者さんの自立のための活動を新潟県内、県外にも広めてきました。
批判されたり、叩かれたり、それでも信念をまげず、闘ってきた人です。ようやく春の光がさしてきたように感じます。
この度の受賞を励みに、山田先生は、今後一層障害者・高齢者の生活に根差した活動を展開されると思います。
ご支援、ご協力いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。
NPO法人障害者自立支援センターオアシス事務局 小島紀代子