4.誘導の基本姿勢
それでは、誘導の仕方を説明いたしましょう。
1.まず声をかけてから
街で目の不自由な人の困っている姿を見かけたら、勇気を出して、「お手伝いしましょうか」、「誘導(案内)をしましょうか」などと声をかけてあげてください。
もちろん、困っている様子でもない人には、見守っていてあげればよいでしょう。
2.誘導の基本姿勢
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・誘導でやってはいけないこと:
- 目の不自由な人を、後ろから押したり、抱きかかえたりしないでください。
- 前からつえや手を引っ張らないでください。
・身長の差が大きいとき:
- 1)誘導する人が目の不自由な人よりも身長が著しく低い場合には、目の不自由な人の手を誘導する人の肩に置いてもらいます(図5)。
- 2)反対に、誘導する人の身長が著しく高いときには、目の不自由な人に手首のあたりを握ってもらいます。子供の場合には手を握ります(図6)。
5.狭い場所を通るとき
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6.階段の昇り降り
1.階段を降りるとき
2.階段を昇るとき