子供の頃、時々ではあるが「お使い」をしていました。 そんな中、一番多かったのが玉子を買いに行くお使いでして・・・ 近所には鶏を飼っている農家が何軒かあって、 「今日はこの家」と言うように、指定されて買いに行っていたように思います。。 いつも買う金額は決まっていまして、 200円とボールの鍋を持って農家の家に。 家は違うものの、農家はみんな同じような雰囲気がしていたなあ。 わらの香りと小さく切った丸太と・・・・・・・・ 200円で10個の大きなサイズ あの時はかなり大きいと思ったけど実際はどれくらいだったのだろう、 子供の手だからかなり小さかったはずだし。 それから、空のピンを持ってお醤油を買いに行ったりもしました。 見た目は普通の家とそんなに違わなかった気がするなあ、 その奥の方に醤油の樽があって、いかにも醤油屋さんという匂いがしていました。 近所にお豆腐屋さんが通ると慌ててボール鍋を持って買いに行ったことも。 いつも2丁買っていたような気がします。 何となくだけどお豆腐屋さんが豆腐をすくう仕草が浮かんできます。 玉子と同じくらい多かったお使いがタバコを買ってくるものでして。 家から300メートルくらい先や、 親戚に行った時これまた300メートルくらい先のタバコ屋さんで良く買いました。 何度か注意されたこともあったけどそれでも売ってくれましたよ。 まだ小学生でしたからね、 もう少し大きかったら無理だったと思います。 それが私が高校に入る頃はかなり変わってきていたように思います。 あの頃は時がもっとゆっくりと流れていました。 |