それは小学一年の時、親戚の家に行った時のことです。 その日は大人の運動会 すぐ近くにある中学校に親戚の隣に住んでいた一つ年下の友達と見に行ったのです。 フェンス越しグランドの外で座りながら見ていましたが、そこはやはり子供。 すぐ飽きてしまいもう戻ろうと思って立った時・・・・視線の先にお金らしきものが。 よく見るとやはりお金。 喜んであたりを見まわすと所々にポツ、ポツとお金が落ちてます。 当然ウハウハ気分で拾う事拾う事。 そして拾いも拾い結局1000円ほどにもなりました。 その頃の小遣いは1日10円ほど、ですから大金に飛び上がって喜んだのは言うまでもありません。 そうなれば半分ずつ山分けというのは自然の心理しょう。 さて問題はここからです。 お金を持っていてはすぐにバレてしまいます。 子供心にも使ってしまうのが一番だと思ったのでしょう、何と一度に全部使ってしまったのです。 お菓子からオモチャまで買い捲くりました。(六夢ちゃん、オモチャはまずいんじゃないかな!!) そして意気揚揚と親戚の家に戻ったのですが・・・・・・・・・ 何食わぬ顏で遊んでいるとそこにおばあちゃんが来、オモチャを見て言ったのです。 「これどうしたんだ?!」(やっぱり!!) 元来小心者の私、あっという間にお金を拾った事を白状してしまいました。 そしたらおばあちゃん怒った事怒った事。 きっと情けなかったんでしょうね、そんな六夢が。。。 おばあちゃん今度は上手くやりますから。(うそ、うそですよ〜) |