久しぶりにアルバムを開いてみたら七五三の時の写真が目に止まった。 元来、撮られるのは嫌いで子供の時の写真は全くといってよいほど残っていない。 ほんとの事を言えば少年時代はおろかそれ以降もほとんどない状態である。 じゃあ七五三の思い出でも書いてみようか・・・・・・・・・・ そんな軽い気持ちで今キーボードを叩いている。 写真をよく見ると右目の下にあざのようなような物がみえる。 そうあれは忘れもしない、10日ほど前の夕方だった。 野球大好き少年だった私は二年年上の友達がするバットの素振りを少し後ろでずっと見てた。 そしてこれが最後という一振り、いきなりガ〜ンときたのである。 最後という事でいつもより大きめのスウィングだったのだろう、私の目の下部分におもいきり当たってしまった。 あはは!!痛かったけどとりあえず内緒。 なんと言って誤魔化したか憶えてないが1週間ほどガーゼをあてていた気がする。 「あ〜はずかしかった!」 そのなごりが写真に写っていたわけだが、目に当たらなくて良かったなあと今になってゾっとした気分に襲われた。 当時からかなり鈍感だったようである。 さて七五三の日は雨、写した場所は学校の正門を少し入った場所。 写真があるという事は一人ずつ順番に撮ったのだろう。 その後、母に連れられて神社までは15分の道のり。 実はこの神社、家のすぐ近くにあり、毎日の遊び場でもあった場所。 いつもより少し雰囲気の違う神社に何を願ったのだろうか、その時六夢まだ七才。 「目に見えぬ人の心にかよふこそ、人の心の誠なりけり」 写真がなくちゃあざは見えないか! 明日、明後日と連休だし「え〜い、大サービスだ!!」 |