第40回静岡職場団体対抗戦を振り返って


もう41回目の申込書が来ているのですが,遅まきながら40回大会を振りかえってみたいと思います。

通常は五対局。しかし今回特別大会ということで予選がありました。

どんなシステムか心配だったんですが、メンバーだけは無事集まったので一安心。



メンバー紹介


Dクラス

メロディー六夢

スター三好

フィーバー鈴木

ティチャー岡田

ファイブ松村


Fクラス

ウォッシャー田中

フェンス富田

バイク橋本

ニュース後藤

シンガー小池

ランナー望月


予選 五人一組は通常どうり、2勝通過、2敗失格ということでした。(半分落ちるのは厳しい)


1局目

相手の戦型は中飛車。中飛車には居飛車穴熊と決めているメロディー六夢としては、

作戦どうり玉を固める事に成功。そして中央から戦いを起こす。理想的な展開だ。

ところがどこをどう間違えたか押さえ込まれて必負形になってしまった。

そこからはじっと忍耐の連続。そして巡ってきたワンチャンス。

飛車交換に成功。ここから硬さを生かして攻めるぞと思った矢先絶妙の自陣飛車を打たれ

手も足も出なくなってしまった。以下失着もありほどなく投了。完敗であった。

チームは2勝3敗  黒星となってしまった。

Fチームは3勝2敗と好発信

ふっと気がつくとこの次負ければ予選落ち。今回ベストメンバーだったのに、こんなはずでは!

とにかくベストを尽くす。それしかない。


2局目

相手の戦形は三間飛車。これも十八番の英春流右四間で迎え撃つ。

早めの仕掛けに対し冷静に受けられ以後一進一退の展開が続く。

終盤相手の駒を取ればそれが詰めろの局面。しかし自玉がかなり危険。

持ち時間がかなりあったので慎重に読みを入れる。

詰みがない事を読み切り勝ち。(感想戦ではその数手前、はっきり負けという手順が相手にあった。)

チームは3勝2敗  内容も苦しくどちらのチームが勝ってもおかしくなかった。

Fチームは5連敗  後で判った事だが,相手は優勝チームだった。

どちらも3局目に予選突破を賭けることになった。

まずはその前に、腹ごしらへ。


3局目

相手の戦形はこれまた三間飛車。しかしどうも石田流の急戦を狙っているようだ。

序盤から神経を使う展開。できればのんびり戦いたかったのにと思っても相手のいることだから。

以後どうなったのか記憶にない。ただ最後まで難しかった事だけは憶えている。勝ち

チームは3勝2敗  前回同様苦しい展開だったが勝利の女神はどうやらこちらに微笑んだらしい。

綱渡りではあったが、どうにか予選突破  

Fチームは2勝3敗  残念  すべて良しとは行きませんでした。


結果を報告するために受け付けへ  

その場ですぐ決勝トーナメントの抽選。ここでは女神は微笑んでくれませんでした。

ほんの少しの休憩時間を利用して 指導対局と盤 駒の即売を見に行く。

女流棋士(谷川冶恵三段、中倉彰子2級)はさすがに人気があり人だかりでとても見れない。

六夢も谷川三段にいつの日か一局教えてもらいたいな。


つかの間の休息も終わりさあ決勝トーナメントだ。


決勝トーナメント一回戦

三菱電機C  この会社には知り合いの将棋仲間が多い。

Aクラスでの優勝もあり実力者も沢山いる。

相矢倉の戦形  めずらしく序盤からポイントを奪い危なげなく寄せる。

チームは5勝0敗

予選のもやもやを吹き飛ばすような勝ち方であった。


準決勝

ほとんど記憶にない。

ただ憶えているのは,隣でやっているチームの事。

藤枝市役所チームである。藤枝市は焼津市の隣と言う事でこれまた知り合いが多い。

チームのキャプテンは平成8年の県名人、県最強者という2大タイトルを取った男である。

私も何回か教えてもらったがまだ勝った事がない。一般に言われる力の差ってやつです。

チーム内にもう一人強い人がいるとの情報、ここまでノンストップで上がってきた事実。

たぶん優勝はこのチームだろうと。そんな事を考えていた。

チームは5勝0敗

どうしてしまったんだろう。 まぐれも2回続くと後が怖い。

星の数 少し取っておきたかったなあと言うのもまた本音でした。


決勝戦

・・・・・・・?  藤枝市役所じゃない!

ラッキー。  

ツキはまだ残っていたみたい。

戦形は四間飛車対左美濃。

ゆっくりな展開で一安心。

最後だから楽しみながら指すように心がけた。

隣では早々テーチャー岡田が投了。

慎重に寄せて 勝ち。

チームは3勝2敗


結果的に優勝と言う事になりました。 

メンバーだけでなく応援団の見えない力も大きかったと思います。


広津九段、谷川三段、中倉彰子2級を囲んで・・・・チーズ