ガロが好き!と一口に言っても色々なタイプの人がいる。

大きく分ければガロの音楽性に惹かれた人とアーティスト自身に魅力を感じた人とに分れるのだろう。
(もちろん例え分れたとしても片方だけで存在することはほとんどないのだが)

ガロの場合ビジュアル的にもかなり高かったのでアイドルとして接していた女性ファンもかなり多かった事と思う。
今回はそのアイドルとして接したファンについて書いてみたい。

「学生街の喫茶店」がヒットして多くの女性がガロのファンとなった。

一体ガロに何を求めたのか?

やはりオーソドックスな答えだがカッコイイ音楽にカッコイイルックスということになるのだろう。

コンサートではグループサウンズのような衣装をまとった彼らに熱狂するファン。
(それはアルバム『GARO LIVE』でも感じる事が出来る)

女性月刊誌でもアイドルとしての彼らに夢中になった事だろう。

そんなファンを引き連れ「君の誕生日」「ロマンス」と順調に飛行を続けたガロはその年頂点に上り詰めた。

しかし!・・・・・翌年そのファン達は徐々に離れていくのである。

何故?

ガロ以外に対象となるアイドルが現われたということなのだろうか。

あんなに膨れ上がった女性ファンのほとんどは本当にアイドルとしてしか見てなかったのだろうか。

それとも楽曲に魅力が無くなった時点でアイドルとしての魅力も同時に消えてしまったのだろうか。

ルックスが変わるはずもなく曲にしてもヒットした当時の物をかなりやっていたはずなのに。

それがどうして急に離れていったのだろう。

やはりそれが女性特有の感覚というものなのだろうか。


あの時代そんな多くの女性ファンに支えられガロは輝いていた。

そして時は流れ・・・・・・・

いつのまにか離れていった女性達もガロファンであった事には変わりなく
今現在でもガロと聞けば懐かしさに心ときめくのではないだろうか。

アイドルとして接するファンとはそういうもののような気がする。