GARO
シングル・ファイル+3/GARO


1・たんぽぽ(3:03)
作詞 大野真澄/作曲 堀内護/編曲 ガロ

2・一人で行くさ(2:53)
作詞・.作曲 日高富明/編曲 ガロ

3・地球はメリーゴーランド(3:39)
作詞 山上路夫/作曲 日高富明/編曲 東海林修

4・美しすぎて(3:48)
作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦

5・涙はいらない(3:54)
作詞・作曲 堀内護 /編曲 宮本光雄

6・明日になれば(3:03)
作詞・作曲 日高富明/編曲 宮本光雄

7・学生街の喫茶店(3:09)
作詞 山上路夫/作曲 すぎやまこういち

君の誕生日(3:45)
作詞 山上路夫/作曲 すぎやまこういち

9・ロマンス(3:12)
作詞 山上路夫/作曲 堀内護/編曲 大野克夫

10・一枚の楽譜(3:02)
作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦/編曲 大野克夫

11・姫鏡台(3:28)
作詞 山上路夫/作曲 すぎやまこういち

12・喪失(3:43)
作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦

13・ピクニック(2:57)
作詞 山上路夫/作曲 堀内護

14・公園通り(2:43)
作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦

15・ビートルズはもう聞かない(3:29)
作詞 松本 隆/作曲 佐藤 健

16・一本の煙草(3:02)
作詞 阿久 悠/作曲 荒木和作

17・さいごの手紙(2:42)
作詞・作曲 堀内護

18・青春の旅路(3:17)
作詞・作曲 大野真澄

19・忘れていたもの(ライブ)(3:13)
作詞 大野真澄/作詞・作曲 堀内護

20・僕は死なないだろう(3:33)
作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦

21・西行き列車(4:01)
作詞 山上路夫/作曲  日高富明

22・惑(2:58)
作詞 大野真澄/曲  日高富明



喪失 公園通り は未発表曲



1998年CD発売











シングル・ファイル+3/GARO


このCDは以前発売された「GAROシングルファイル1971−1975」に

シングルB面3曲を追加したもの。

オリジナルアルバム8枚とこのCDを揃えれば公式録音されたすべての曲が

聴けるはずである。

このCDの魅力は何といっても当時発売されなかった「公園通り」「喪失」が収録

されていることでしょう。

これには私も驚くとともに大層喜んだものです。

22曲入って税込み2100円とかなり安くなっています、是非手元に置きたい

一枚だと思いますが。







アルバム収録曲以外の曲

姫鏡台

8枚目のシングル

「学生街の喫茶店」以後初めてボーカルをメインボーカルにした作品。

当時流行りだった同棲をテーマにしたもので少し下降ぎみだった人気を

取り戻そうとした曲でもある。

シタールという楽器が使われておりTVでも演奏していた。



僕は死なないだろう

「姫鏡台」のB面に収録

マークがリードボーカル

甘いメロディーながらかなり物悲しい雰囲気の曲でもある。

かなり気に入っていたのだろう、マーク自身のセカンドアルバム「ブライト」に

取り上げている。



ピクニック

9枚目のシングル

マーク作曲による明るいナンバー。

アコースティックギターによるアレンジが何とも嬉しい。

またイントロ、感想のギターフレーズもご機嫌でよく弾いたりもしている。

詞はちょっと甘めだと思うのだがどうなんでしょうか。

この曲にはボーカルも詞を書いており映画館をテーマに作られていた。



西行き列車

「ピクニック」B面に収録

トミー作曲

アコースティックギターが全篇に刻まれている。

またエレキギターのフレーズもトミーらしい。

この時期のトミーナンバーは彼らしくて好きなのだがあまり評価されていない

ような気もする。



公園通り

”パルコ”のイベント用に作られた作品

イントロのピアノが何とも気持ち良い。

曲も聴いていると何となくニコニコ顔になる明るいナンバー

そして詞もイベントに合った良い雰囲気に作られていると思う。

ここでいう公園通りとは渋谷公園通りの事である。

このレコードはイベント用に配られB面はカラオケになっている。

だから正式には発売されておらずこのCDが事実上のデビューという事になり

私自身も驚きと共にかなり喜んだ事を憶えている。



喪失

1974年に作られたものの詞がガロのイメージとは合わないということで

発売されなかった。

しかし曲はかなりなものだと思うのだが。

私的には「あーなたは・・・・」の部分が一番気に入っている。

この曲もこのCDで初めて聴いたものでやはり嬉しかった。


ビートルズはもう聞かない

これもピアノのイントロが印象的である。

そしてボーカルがリードボーカルを務めるもののかなりコーラスも

入ってたりする。

この曲はすでに次期アルバム「吟遊詩人」のイメージを持っていて更なる

世界を予感させる曲でもあった。





「ビートルズはもう聞かない」B面収録

トミー作曲

ロックナンバーでトミーの中では一番好きな曲である。

エネルギッシュなサウンドはいかにもトミーらしく生き生きとしている。

こんな曲を数多く発表してほしかったとも思うが反面この曲だけでも

GAROの作品の中にあって良かったとも思う。