1998年夏

8月上旬に仲間4人で行くはずだったのが親戚に不幸が出てしまい一旦はあきらめる。
帰ってきた仲間の話を聴いているうちにムラムラっとしてしまい、CB1000氏と2人で行くことに。

8月27日〜9月1日  YAMAHA XS-650で

                   8月27日 
午後5時勤務終了後 仙台港20:00発苫小牧行きフェリー乗船 船中泊
                   8月28日 10:45苫小牧港着
宿泊予定の十勝川温泉へ向うことにするが、日高方面は雨のため襟裳経由で
行くことに。様似町あたりから小雨模様。襟裳岬は濃霧。黄金道路あたりから
土砂降り。
十勝川温泉の民宿に18:00過ぎにヘロヘロになって到着。
襟裳岬は霧の中
                   8月29日
朝眼を覚ましてテレビを見ると道内は集中豪雨のため道路があちこちで通行
止めになっており、予定していた屈斜路湖方面も釧路方面も全線通行止め。
道東ツーリングはあきらめ、雨の降っていない小樽〜函館方面へ進路を変更。
予約していた民宿に電話を入れ、来年は泊まると言ってキャンセル。
同宿の四国のカメラマンに積丹の民宿を紹介してもらい小雨の中を出発。
狩勝峠でようやく雨が上がり十勝平野を一望することができた。
ようやく晴れた狩勝峠
富良野市で給油&洗車&チェン給脂を行い、カッパを脱ぎ捨てさわやかに。
「北海道のへそ」の場所を地元の高校生数人に尋ねても知らないという。
結局地図を見ながら裏道小道をうろうろしてようやく発見。
滝川から国道275に入り石狩〜小樽を通過し余市町豊浜の民宿へ。
18:00頃民宿に到着したら食事は用意してあるが酒はない、飲みたければ
隣町の古平で買って来いとのこと。往復小一時間かけて酒を買いに行く。
途中でGSがあったので給油するが、ハイオクがドラム缶からのポンプアップ
でしかも125円/Lだったのにはあきれてしまった。
富良野市にて
                      8月30日
そうです、この民宿はトンネル崩落事故のあった豊浜トンネルのすぐそば。
紹介してくれたカメラマン氏によると、事故の後に1年余り工事関係者の
宿泊所となり、それで一儲けして新築したのがこの新館だそうです。
夕食が終わると家族も従業員も自宅に戻ってしまい、客は勝手に冷蔵庫から
つまみを探し酒を飲み続けるという、かなりいい加減な民宿ですが
夜の料理や朝食は結構いいものが出ました。
朝出発する時に見送りに出たオカミサン(ばあちゃん)に「おにいちゃんたち、
これで途中でジュースでも買いなさい」と250円を貰ってしまった。。
民宿「とよはま」
好天の中、積丹半島をぐるっと廻る。海岸線が美しく快適ツーリング。
神恵内村から岩内町にかけての海岸は絶景続き、特に雷電国道はよかった。
ところが島牧村で通行止めのため寿都から長万部へ一旦抜けることに。。
長万部駅前の食堂で昼食をとり、5号線を南下、国縫から山越えし再び日本
海側へ。奥尻島を右手に南下し江差へ。松前を廻りたかったが時間がなくな
り湯ノ岱経由のショートカットで函館へ。
17:30頃函館駅近くの民宿「ふく井」着。バイク用ガレージがあり安心。
函館ビアホールで北海道最後の夜を楽しむ。
積丹岬島武意海岸
                      8月31日
民宿で朝食をすませ、函館市役所へ。大学の同級生を20数年ぶりに訪ねる。
お互い変わり果てた?容姿に笑い合う。
5号線八雲町でネズミ捕り、地元ダンプカーのパッシングで寸前セーフ。
制限50Km/hのところを120Km/hくらいだったので、まさに命拾いだった。
洞爺湖畔で昼食をとり、高校の修学旅行以来の昭和新山へ立ち寄る。
室蘭の白鳥大橋(無料供用期間中)を渡り地球岬へ。
苫小牧市内の市場でみやげの「花咲ガニ」をゲットし、宅配便で発送。
苫小牧フェリー埠頭に17:00頃到着、18:30発仙台行きフェリー乗船。
                      9月1日
仙台港9:00到着 昼前に自宅へ。。走行約1,350Km
昭和新山

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