2000年夏

昨年の好天ツーリングが忘れられず「今年も行くぞ北海道!」がまた合言葉に。。。
昨年と同じ8月下旬に、ということになったが自分とBMW R100は都合が悪い。
2人とも7月下旬なら大丈夫ということで7月19日出発!!

7月19日〜7月24日  YAMAHA FJ-1200で

                  7月19日 
前年と同じく仙台港20:00発苫小牧行きフェリー乗船。
明日から夏休みということで、フェリーは満室状態。バイクを積込んだ時は出航
予定時間を過ぎていた。
                   7月20日
11:30苫小牧着(約1時間遅れ) ニセコ〜積丹経由で小樽へと予定していた
がパソコンでアメダスを見ると雨だす(^^; 十勝方面へ進路変更する。
日高自動車道から平取に入り二風谷アイヌ文化博物館のそばで昼食休憩。
前夜の飲み過ぎがたたり、昼食が喉を通らなかった。
日高の道の駅ではサイドカーで来ていた職場仲間とバッタリ出会う。
日勝峠のパーキングで、宿酔も収まったので「かけそば」を食す。
阿寒湖畔の民宿に電話をいれたら、空いているというので予約する。
鹿追町に入り扇ヶ原展望台へ。「鹿の湯」は来年のため残すことに・・
然別湖〜糠平湖〜足寄湖と廻り、足寄国道で阿寒湖へ。
ちょうど阿寒湖祭りというのをやっていたので民宿で入浴食事を済ませた後、
ぶらぶらと祭り見物に・・
扇ヶ原展望台
                    7月21日
朝、雨音で目覚める。アメダスを見ると晴れているのは網走周辺のみ。
摩周湖・川湯温泉経由で網走へ抜けようとしたが、摩周湖名物の濃霧に阻ま
れ引返し弟子屈から中標津〜標津へ出て標津サーモンパークで昼食と見学。
根北峠〜斜里と走り小清水原生花園。ようやくカッパを脱ぐことができた。
能取湖畔の民宿に電話すると空いていたので即予約する。
網走刑務所に行き門前でお約束の写真をとり、売店で受刑者作品数点ゲット。
民宿に16:30過ぎに到着。チェックインを済ませ、バイクの洗車と給脂をする。
小清水原生花園
                    7月22日
前日はあまり早く眠りについてしまったため4時頃目覚めてしまう。
民宿の前にサンゴ草の群生地があり、日の出と湖面を撮影しようとカメラを
持って出たが、雲がかかりはじめたのであきらめる。
朝風呂につかり、部屋に戻って再びゴロ寝。。
朝食後、アメダスを見ると屈斜路湖や標津・別海方面は晴れている。
網走湖畔を通り女満別〜美幌から美幌峠へ・・
快晴の網走側から峠に沿って雲海が流れていく光景が圧巻だった。
能取湖荘
美幌峠から網走方面はきれいに見えるが、屈斜路湖側は雲が流れて
よく見えない。過去2回とも快晴に恵まれたが今回は・・と思った瞬間に
雲がぱっと切れ湖面が一望できた。メデタシメデタシ・・
屈斜路湖畔のコタン温泉へ行き入浴することに。
無料露天風呂だが管理人さんが居て、きれいに掃除してくれている。
先客は「なにわ」ナンバーのお兄ちゃんと「所沢」ナンバーのカップル。
真昼間(しかも午前中)なのでおねえちゃんはさすがに水着姿だった。
お約束のヘルメット着用入浴シーンを撮影する。
(トップページの露天風呂をご覧下さい。)
美幌峠
川湯温泉を通過し、再び摩周湖へ。やはり今日も摩周湖は霧の中。残念!!
弟子屈の蕎麦屋で昼食。非常にウマイ蕎麦だった。
昨日と同じルートで標津へ出て野付半島へ。横殴りの風にフラフラしながら
道道の最先端までたどり着く。
ここが終点、と思ったら標識には「野付風連公園線起点」と書かれていた。
トドワラをながめ、再び横殴りの風を受けながら半島を戻り、対岸の野付
漁港へ。小腹が減ったので土産物屋で花咲ガニを一杯丸ごと食す。
店のおねえちゃんが体重120〜30Kgはありそうな体格で、底抜けに
明るかったので、カニも非常においしく感じてしまった。
釧路市内のライダーハウスに電話を入れ予約する。
野付半島の先端?
アメダスを見ると釧路湿原は雨のため、厚床〜厚岸経由で釧路に向うことに。
快晴とはいえないが天気もいいので、途中から霧多布岬へ向う。
昨年がよかったから今年もいいということは絶対ない。
霧多布の名のとおり霧の中、何も見えず写真だけ撮って引き返す。
18:00過ぎにライダーハウス到着。
入浴を済ませ、昨年同様にフィッシャーマンズワーフMOOへ行き最後の晩餐。
夜10時過ぎに相棒と釧路の繁華街をブラブラしていると、すぐ目の前に松本
ナンバーのFZRが停車。聞けば我らが宿泊中のライダーハウスを探索中。
何たる偶然、一日一善、ちゃんと教えてあげました。
霧の霧多布岬
                    7月23日
朝、ライダーハウスを出るときおかあさんが我らのナンバープレートを見て曰く。
「私、宮城県は塩釜の産れで釧路に嫁にきたのよ。」
この次は土産を持ってきます、と言い残し出発する。
山越えは雨なので襟裳経由で苫小牧へ向うが、途中釧路〜浦幌は濃霧で
低速走行が続く。大樹町あたりからすっかり晴れ上がり、黄金道路は120Km
/hで時間を取り戻す。快晴の襟裳岬に到着。
昼食後、遊歩道を散策したり、一昨年の無念を晴らした・・・
浦河あたりから小雨がぱらつき始め、再びカッパ着用。
快晴の襟裳岬
苫小牧までの時間に余裕ができたので、新冠町のレ・コードの湯に。
町の有志が夢を描いて、見事掘り当てた温泉とか。。
露天風呂から眺める太平洋は格別。もう少し天気が良ければ・・・
湯上りにカッパはあまりいいものではないが我慢して着る。
小雨の中、16:30頃苫小牧到着。市内の市場でカニなどお土産購入。
17:30フェリー埠頭、乗船手続きを済ませ船内での酒とつまみを買い込む。
定刻18:30出航。

                7月24日
仙台港9:00到着 昼前に自宅へ。。走行約1,550Km
レ・コードの湯

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