第4回オアシス通信(2020年5月3日)

~5月の風~
空には燕が楽しそうに囀り、スミレはゆらゆらと踊っています。
緊急事態宣言の延長、外出自粛、暮らしも行動も経済も、不自由と我慢が強いられています。 でも我慢強さ、なかなかできない「待つ」ことの訓練、不自由から大きなエンパワーメントを身につけている目の不自由な方たちこそ、今の私たちの指針です。
さてオアシスですが、通所と参加型が多いため、5月の活動も全面休止させていただきます。
6月の「同行援護従業者養成講座」7月の「第24回サマースクール」も休止、状況に応じ再開を考えております。
電話による「お元気ですかコール」「病気・健康、悩み電話相談」は引き続き行っています。この状況の中、やり方の工夫や、今できることを、見えづらい方たちと共 に、一生懸命考えています。
ところで、
厚労省から4月28に全国の自治体に「視覚障害者の買い物支援」の臨時措置として「ヘルパー単独での買い物や薬の代行は公費負担の対象とする」が認められました。
今まで、視覚障害者とヘルパーさんがいっしょでないと公費負担は認められませんでした。この度のコロナ感染拡大防止の「外出自粛・三密」の呼びかけに対し、生活に欠かせない買い物、通院お薬などの外出に支障をきたしていた視覚障害のみなさんです。
その一方、感染を恐れてて仕事を控えるヘルパーさん、依頼がなく収入が激減したヘルパー事業所など。悪循環が続いていました。視覚障害者団体は、ネット検索が難しい人、マスクや日用品などオンライン購入にハードルが高い高齢者が多く、厚労省に要望していました。
本MLの方で、同行援護を登録されている方は、まずはヘルパー事業所にお電話してお願いしてみてください。
また登録されていない方、この際に、登録手続きをいかがでしょう?
テレビもネットも、善意のエールがたくさん寄せられています。
日本人の他者を想いやる心、繋がりながら励まし合う心が、希望になりますね。
スティホームのゴールデンウイーク、この状態が改善された時に、やりたいことをやるための準備期間に・・・
おうちで元気にしていましょう。楽しいことを考えながら こじま
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