2006年、最近のオーディオ
久しぶりにオーディオのイベント関係に足を運びました。
それこそ20年ぶり位かもしれません。
ハイエンドが中心の各社が別々のルームでデモを行っていました。
実は、その前の真空管フェアに行きたかったのですが、子供の行事の関係で今年も行けませんでした。
雑誌とかで見たりしてたのでまったく知らない世界ではないものの、なじみのないメーカーも結構あったりします。
やはり、興味はマッキントッシュだったり、JBLだっったり、アキュフェーズだったり、マランツだったりと当時から
知ってるところに足が向いてしまいますね。
そこにALTECがないことは解っていながら、どうしても寂しく感じてしまいます。
だけども、試聴機にA-7と山本工芸のエンクロージャーに604-8Kを入れた機種や、10cm径の405があったのには少し
にやりとしてしまいました。
どうしても批判的なことを書かざるを得ないわけです。
それは音のことではないのです。
物自体の質感とか、手触りのことなんです。
マッキントッシュの最高級と言われるプリアンプ、それは100万円以上します。
そのボリュームに触ってみて「愕然」としました。
なんと安っぽい感触!
おまけに数ミリ単位で「ガタ」がある。
デジタル式のボリュームなので抵抗機を廻す感触は望むべきも無いのですがそれにしてもほとんどラジカセ級の感触というのは
いかがなものか?
物としての威厳の無さに呆れてしまった次第です。
アキュフェーズ、こちらはまだましでしだ。
だけどもほとんどの機種で共通のそのボリュームもまた精度感はあるもののいかにも空洞っぽく軽い頼りない操作感。
やはり安っぽいのです!
重くがっしりしていればいいって物じゃないにしても・・・・。
付け加えるならばマークレビンソンも似たり寄ったりだったけれど、質感は上でした。
JBL、Project EVEREST DD66000はハーツフィールドの現代版とも言うべき意欲的な製品に見えました。
ゴリっとした低域に往年のJBL感を彷彿とさせるし素敵な音を放っていました。
しかしながら、その大きなホーンを間近で見て触ったらまたまたがっかり〜。
やはり、これが一本!300万円以上する物としての質感だろうか?
どうしちゃったんだろう?
自分では踏み込めないハイエンドの製品たちにはどうしても憧れとか夢とか希望とかを抱いていたいが故にこんなことを
ぐちぐちと書いてしまったことに少し後悔はしているものの、やっぱりそういったことは別にどうってことないと思う
人達が設計しているのはまだしも、それを求めないカスタマーが多いということも寂しい限りで・・・・。
2006 / 11 / 9 東京も結構さむ〜い!・・・・
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