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620B Monitor セッティング

ずっと前から、スピーカーの置き台は5cm四方の角材を使用していた。

東京の頃は、重量ブロックをサイドに敷いていた。
それこそ6畳の部屋によくも置けてたもんだと。
現在のその角材は、実は3カ所で支えていた。
その角材の下に「ラスク」という小さなタイプの音響材を敷いて何年もそのままできていた。

ある日、思ったのはあれだけの重量のある物を3カ所で支えるのはちょっと無理があるんじゃないかと。
さっそくもう1カ所追加して4点でのおさえとしてみた。
その際「ラスク」は外して、なるべく低くしてみたかった。

変わった!

低域の量感がました。
輪郭が良く出るようになった。
何よりも、全音域にわたっての定位感がしっかりと出るようになった。
同軸だから定位が良いという当たり前さには少しもやもやしたものがあっただけに
センターのシャープ感と左右の広がり感には大変満足なのだった。低域の質感の良さは改めて
ALTECならではといった感じ。

ま〜、諸先輩方には怒られそうだがまったく奥が深いものだ。
ここ数年、ほとんどいじっていなかったのだがやはりまだまだ追い込める所がありそうだし、
やるべきこともありそうだ。

最近、オークションでA-7とかModel 9862なんかが出ると思わず最後まで見届けてしまうんだ
けど、置き場所どうするんだ?
と、10回位自問してようやく入札を避けられる。

うっかりしてると、お〜あぶない、あぶない。

2004 / 6 / 22 台風の去った日

□ その後の話です。

古いオーディオ雑誌をみてた。
その中で、評論家の故瀬川氏が620Bを地べた直置きでやっていた。
620Aからの変更点等々と自分の好みとALTECの方向がここでやっと合致して積極的にこの音に
憧れて、みたいなことが書いてあった。
考えてみたら直置きは一度もやったことがない。
先入観は恐ろしいもので、そうは言うもののやっぱりなにか敷かないと、ということで前出の
ラスク板(厚さ1cmもない)を4カ所でいってみた。
なんかあんまりよくない。
もう吹っ切れた。
ようし、直置きだ!
すべて取っ払ってがっしりと置けたとおもいきや右側のSPがぐらつく。
これは完全に床のせいだ。
しょうがないので、隙間に10円玉をねじこめてひとまず完了。

きたきたきた!
CDを4枚とLPを3枚立て続けに聴いた。
量感ありのセンターのピントがくっきりのとにかく聴き応えあり。
ボーカルが少し下に下がる感覚になるのが気になるけどこりゃ大満足。
まったく今まではなんだったんだろう?

それにしてもLP(アナログ)の音圧はやっぱりいいなというか、すごいな〜と。

2005 / 2 /15 今日初めて子ども達にギターを教えた

□ そしてまたその後の話です。

Procableさんの影響で色々と変化がありました。
なんと、アンプがオースチンの真空管からペラペラの匡体のAMCRONのD45に。
スピーカーケーブルはウエスタンWE 14GAに、ピンケーブル類はベルデン8412に総取り替え。
このままでは少し音が「薄い」と感じていました。

そこで、焦点合わせの話を半信半疑で実行してみました。
すなわち、「ベルデンやWEなどのメッキされている線材は、短くすると音が柔らかくなります。
長くすると、音は、よりシャープになります。細くすると音はシャープになります。
太くすると音はマイルドになります。」
ということで、比較的太めの14GAで10m使用しておりましたので、これを短くしていくわけです。
1mちょっとまで切りつめていったところ、これがまた激変していきました。
音が太く、悲願の低域がもりもりと出て来るではありませんか!
まだアバウトの調整ではありますが、天空から「光」が差してきたといった感じです。

その際、逆の行動に出ざるを得ませんでした。
再度、今度は下に5cm角の御影石をそれも3点で敷いてみました。
現在のところ、この状態でかなりの満足感が得られております。
スピーカーケーブルの長さと太さは相当に奥が深いようです。

2007/2/17 ライブ明けのほわ〜んとした日


・・・とは言え、あ〜でもないこ〜でもないはその後も続いているわけであります。

その後2010年、同じ604-8Hを搭載しフロントバッフルがブラックの718Aを迎え入れ、本当の意味でのレコーディングモニターとして新たな格闘が続いております。
>> ALTEC 718A導入記

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